いろはいろあです。これまで一人暮らし(引越し)の初期費用を安くする方法を2つご紹介しました。


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関連記事:東京でシェアハウス 賃貸物件の初期費用を安く抑える方法


マンションイラスト


今回は「UR賃貸住宅」についてまとめました。


  1. UR賃貸住宅とは?

  2. UR賃貸住宅の申し込み

  3. UR賃貸住宅のメリットとデメリット

  4. 独立行政法人 都市再生機構(UR都市機構)とは?

  5. UR賃貸住宅の東京23区最安物件

  6. UR賃貸住宅と民間の賃貸物件の費用を比較

UR賃貸住宅とは?


UR賃貸住宅とは、都市公団から受け継いだ全国約75万戸の住宅を独立行政法人 都市再生機構(愛称:UR都市機構)が管理している賃貸住宅のことです。


URという名称は、都市再生機構の英語略称「アーバン ルネッサンス エージェンシー」(Urban Renaissance Agency)に由来します。


UR賃貸住宅は良質な住宅を供給することを目的としているため、設備・広さ・環境が重視されているのが特徴です。
物件は鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造となっていて安心です。耐震診断、耐震改修にも取り組まれています。


さらに敷金以外の初期費用はかかりません。礼金なし、仲介手数料なし、更新料なし、保証人不要です。
ペット可の物件もあります。



UR賃貸住宅の申し込み


UR賃貸住宅への申し込みは、ほとんどが先着順受付です。UR賃貸住宅の空き物件は、UR営業センター、UR賃貸ショップ、現地モデルルーム案内所などで申し込みできます。


UR賃貸ショップ・現地案内所・営業センター一覧 【UR賃貸住宅 関東エリア】


都市再生機構(UR都市機構)のUR賃貸住宅のインターネット申し込みサイトもあります。


UR都市機構 UR賃貸住宅のインターネット申し込みサイト



UR賃貸住宅への申し込み代行業者も

こんな会社さんあるの?ってびっくりしたのが、UR賃貸住宅の申し込み代行業者さんです。


UR賃貸住宅への申し込みはほとんどが先着順なので、人気の物件を狙うなら都市再生機構(UR都市機構)のサイトをまめにチェックして申し込む必要があります。


ちょっと面倒ですね。UR賃貸住宅手続きをサポートしてくれるのが、申し込み代行業者さんです。しかも利用は無料なんです。


首都圏のUR賃貸住宅の申し込み代行業者さんをいくつかご紹介します。


  • URコンシェルジュ
    株式会社ホワイト・ストーン(WHITESTONE CO.,LTD.)が運営しています。年間2000件以上の仮申込(予約)実績があり、英語・中国語・台湾語・タガログ語での対応が可能です。お部屋探しから入居まで全て完全無料です。

  • UR賃貸情報センター
    株式会社 Bridge Life (ブリッジライフ)が運営しています。UR指定斡旋業者の為、仲介手数料なし(無料)。UR賃貸住宅の予約代行、ご案内、契約手続きなどのサービスもすべて無料です。

  • UR賃貸仮予約代行サービス
    株式会社サムライ・インベスター(SAMURAI INVESTOR Co., Ltd.)が運営しています。1時間ごとに物件確認しているそうです。UR都市再生機構より紹介料を契約ごとに頂いているから無料なのだそうです。


UR賃貸住宅のメリットとデメリット


てんびん画像


UR賃貸住宅のメリット

UR賃貸住宅のメリットとは、一人暮らし(引越し)の初期費用が安くなること。
同じく一人暮らし(引越し)の初期費用が安いシェアハウスと比較しながらポイントをまとめました。


  • 礼金・仲介手数料なし(無料)
    礼金・仲介手数料なし(無料)はシェアハウスと同じです。
    UR賃貸住宅では敷金は必要です。シェアハウスもデポジットや保証金という名前でいわゆる敷金を納めるのが一般的となっています。

  • 更新料なし(無料)
    UR賃貸住宅なら更新料なし(無料)です。シェアハウスは更新料がかかる物件、かからない物件があります。

  • 保証人が不要
    保証人不要な点はシェアハウスも同じですね。

そのほかにシェアハウスとの違いは、UR賃貸住宅は家具・家電が備え付けではない点です。


UR賃貸住宅は通常の一人暮らしと同じく、家具・家電を買うお金はかかりますが、自分で気に入った家具・家電を揃えられます。
UR賃貸住宅は共同生活ではないので、その点はシェアハウスとは違います。



UR賃貸住宅のデメリット

UR賃貸住宅のデメリットは、入居条件があることです。


単身者の申込みの場合、基準月収額が家賃の4倍または25万円以上必要です。


他にも入居条件はありますので、申し込み代行業者さんや都市再生機構(UR都市機構)にたずねるとよいでしょう。



UR賃貸住宅がらみのニュース

デメリットとは違いますが最近のニュース、甘利明(元)経済再生相の辞任の引き金となった現金授受問題で、少し都市再生機構(UR)の名称が出てきました。


朝日新聞DIGITALより一部抜粋

甘利明・経済再生相(衆院神奈川13区)の地元事務所が、千葉県の建設会社側から総額1200万円の現金や飲食接待を受けていた疑いがあると週刊文春(電子版)が20日に報じた。甘利氏の政党支部などの政治資金収支報告書に記載されていない資金の移動を指摘しており、事実なら政治資金規正法違反の疑いがある。


千葉県白井市の建設会社の総務担当者は、コメントを発表。建設会社の隣接地の道路建設をめぐる独立行政法人都市再生機構(UR)との補償交渉に関し、「甘利事務所に口利きを依頼し、見返りとして現金や接待で1200万円を渡した」としている。


URは「事実関係を確認中。口利きについてはなかったと認識している」とコメントした。


このようなニュースです。



独立行政法人 都市再生機構(UR都市機構)とは?


UR賃貸住宅を管理している独立行政法人 都市再生機構(UR都市機構)とはどのような団体でしょうか?


都市再生機構(UR都市機構)は、99.8%政府の子会社(0.2%は地方自治体)だそうです。高度経済成長期の1955年、大都市での住宅供給のために設立された日本住宅公団が始まりです。


81年に住宅・都市整備公団、99年に都市基盤整備公団、04年に都市再生機構と名称が変わっています。


官僚の天下り先という見方もあるようで、これまでに何度か民営化の話が出ているようですが、今でも民営化されていません。


部屋を借りる側からすると安く住宅を提供してくれるならいいのですが、そのために税金が使用されているってことかな?



UR賃貸住宅の東京23区最安物件


円マークイラスト


UR都市機構のUR賃貸住宅のサイトで2016.1.27時点の東京23区UR賃貸住宅の最安物件を調べました。


【最安物件2DK(床面積/40m2)5階】 ※2016.1.27時点
家賃54,700円+共益費2,700円 = 57,400円
広くて家賃は安いですね!



東京23区のUR賃貸住宅をお部屋探しで外せない条件で絞り込む

続いてお部屋探しで外せない条件で東京23区のUR賃貸住宅を絞り込みました。



絞り込んだ条件

  • 【家賃】下限なし~95,000円
  • 【駅からの時間】約10分まで
  • 【バスの利用】利用しない
  • 【間取リ】指定しない
  • 【階数】2階以上
  • 【設備】バス・トイレ別、エアコン付

上記の条件で、東京23区のUR賃貸住宅を絞込み検索した結果、最安の家賃は?


【最安物件 1DK(床面積/31m2)4階】 ※2016.1.27時点
家賃86,900円+共益費3,500円 = 90,400円


あれ? 私がお部屋探しで外せない条件で絞り込むと家賃が高くなりました。
お部屋は1DK~1LDKなど十分広いけれど、条件にこだわると8万円以上の家賃を覚悟しないと物件を探せません。


では初期費用+家賃の費用は、民間賃貸住宅と比較してどうでしょうか?



UR賃貸住宅と民間の賃貸物件の費用を比較


4年間住んだとして、UR賃貸住宅と民間の賃貸物件でどちらが費用が安いか比較してみました。
家賃の安い住宅のほうが、初期費用はかかっても実質的な費用は安くなる可能性が高いです


先ほど検索したUR賃貸物件と今住んでいる民間の賃貸物件のケースでみていきます。



4年間の住宅費用計算方法

初期費用+家賃×48ヶ月(4年間)+共益費×48ヶ月(4年間)+更新手数料 = 4年間の住宅費用



4年間で住宅にかかる費用

【UR賃貸住宅】 ※2016.1.27時点の検索結果を参考にした場合
家賃86,900円+共益費3,500円=90,400円 1DK(床面積/31m2)


UR賃貸住宅に4年間住んだ場合の費用 451万3,000円


【民間の賃貸物件】 ※今住んでいるお部屋を参考にした場合
家賃73,000円+共益費2000円=75,000円 1K(床面積/20m2)


民間賃貸物件に4年間住んだ場合の費用 404万2,340円


あれ?民間の賃貸住宅のほうが、住宅費用は約47万円安くすむ計算になりました。(注:部屋の広さは違います)


長く住む場合は家賃の差額にもよりますが、初期費用のかからない物件より、家賃の安い物件を選ぶほうがお得なケースがあるってことですね。

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2016.01.29 Fri l 部屋探し l top